2012年3月10日土曜日

あれから一年・・・




東日本大震災から明日で一年を迎えます・・・
自然の驚異とそして、奪われてしまった
たくさんの尊い人々の命、想い出・・・

それでも被災者の皆様は、全国の人々は、
助け合い、前を向いて来られたと思います
先日、「6枚の壁新聞」のドラマを拝見しました

戸田恵子さんの演技に感銘を受けました
ずっと現地をサポートしていたのが演技に伝わっている気がしました

自分には何ができたか?
たった一度福島に行っただけ・・・
現地産のものをあえて購入してみる・・・
たったそれだけしかできませんでしたが・・

震災後、半月程経った頃、
感受性の鋭い長男が様子がおかしくなりました
「たくさん苦しんでいる人がいるのに、自分だけが普通に学校に行って
部活して、友達と遊んでいいのか?」と、引きこもりました
救ってくれたのは誰でもない、仲間でした

一昨日ニュースで高田高校野球部の主将がコメントしていました
夏の大会で負けたとき、震災のことを言われたのが悔しかった
震災を理由にしたくない、実力で甲子園に行くことが、
日本一支援を受けた高校野球部としてみなさんに恩返しだと
思っています、と言っていました
でも、遠征先では、主将の仕事として津波の怖さを
「伝える」ことをしているそうです
「忘れない、でも、ハンデとせず前に進んでいきたい、
みんなと一緒に扱ってほしい、見てほしい」
ということなのでしょう

震災は、多くの悲しみを生みました、そしてそれは、絆の大切さ、
前に向かって進む勇気と力を生みました

一人一人の力は微力かもしれません
でも、それが1+1=2 ではなく
5にも10にもなると思います

絶対に風化させてはいけない
でも、後ろを向かず、一人一人ができることを
やっていければいいと思います
身近な人への感謝の気持ち、手を差しのべること
一緒に泣いて、一緒に笑って
それが一番大切だと思います

くしくも今日は、東京大空襲の日
約10万人の人の命が奪われた日です

たくさんのことを乗り越え、今があることを
私も感謝して生きていきたいと思います
なんだか偉そうなことを書いてしまってすみません

でも、心から・・・

一日も早い、復興と、皆様の笑顔が絶えない毎日を
祈って・・・


千葉も津波や地震の被災地でした
長男の高校も卒業式なくなりました
私の自宅も庭が陥没したり、また、家をなくした友人もいます
でも、今は毎日を笑顔で過ごしています

このところ大きな地震が続いています
皆様ご自愛くださいませ

文具の湧昇堂
TEL 047-341-0729 / FAX 047-345-5426






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